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AIコンピューティングの「ハードウェア側」が集まる場
COMPUTEX の強みは、AIを動かすための「モノ」──半導体、AIサーバー、冷却装置、電源、PC──をつくる企業が一か所に集まることです。2027年の3つの主要テーマの一つ「AI & Computing」では、主催者が AIサーバー、データセンター、液冷・液浸冷却、HBM(高帯域メモリ)、シリコンフォトニクス、エッジAI、ソブリン(主権)AI などをキーワードに挙げています。
2026年の基調講演には、Qualcomm、Marvell、Intel、NXP Semiconductors のトップが登壇し、4つの講演に計6,000人が参加しました。2027年の展示分野には、新たに「Data Center and Energy Infrastructure(データセンターとエネルギー基盤)」が加わっています。
出展する場合冷却・電源・部品・素材など、AIサーバーやPCの「中身」を支える技術は、メーカーの開発・調達担当者に直接見せやすい
視察する場合基調講演と大手のブースで、AI計算基盤の次の流れ(冷却、電源、メモリ、光接続など)をまとめて押さえられる
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2027年の焦点は「フィジカルAI」──ロボットとモビリティ
主催者は COMPUTEX 2027 の焦点を「フィジカルAI」としています。2026年に初めて設けた「AIロボット展示エリア」(TWTC 1館)を2027年も続け、産業用ロボット、AMR(自律走行搬送ロボット)、スマート車載、次世代モビリティの展示を広げる計画です。2027年は TWTC 1館を初めて全館使い、展示スペースを増やすと発表しています。
2027年の主要テーマは次の3つです。
| テーマ | 内容(主催者のキーワードから抜粋) |
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| AI & Computing | AIサーバー、データセンター、生成AI、エッジAI、半導体、液冷、デジタルツイン |
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| Robotics & Mobility | 人型ロボット、協働ロボット、産業用ロボット、AMR、ドローン、自動運転、EV |
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| Next-Gen Tech | 6G、低軌道衛星(LEO)、XR、電子ペーパー、グリーンエネルギー、脱炭素、ポスト量子暗号 |
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出展する場合ロボット・センサー・駆動部品など、フィジカルAIに関わる製品は、2027年の重点テーマに合わせて見せられる
視察する場合ロボット・モビリティの展示は TWTC 側に集まる傾向がある(2026年の配置)。南港とは別に半日〜1日をあてる
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台湾の電子機器サプライチェーンと直接つながる
前回の出展者約1,500社のうち、公式の出展者リストでは台湾の企業・団体が約950件と大半を占めます。ASUS、Acer、GIGABYTE、MSI、MediaTek、Foxconn(鴻海)、Delta Electronics、Advantech、Pegatron など、世界のPC・サーバー・電子部品の供給を担う台湾企業が並びます。
主催者によると、COMPUTEX には毎年4万人以上の海外バイヤーが台湾を訪れます。会期中には主催者による1対1の商談会(One on One Matchmaking)も行われ、2027年の申込は2027年4月ごろの予定です(主催者の募集要項では、時期は未確定〔TBC〕とされています)。
出展する場合台湾のODM・EMS(受託設計・製造)や部品メーカーへの売り込みに向く。商談会の申込時期を逃さない
視察する場合台湾メーカーのブースは、世界のPC・サーバーの「次の製品」を見る起点になる。調達先・協業先の候補探しにも
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アジアのスタートアップ展示「InnoVEX」が同時開催
「InnoVEX」は、COMPUTEX と同じ期間に南港展覧館2館で開かれるスタートアップ向けの展示です。主催者の一つ TCA によると、2026年は23の国・地域から約500のスタートアップが集まり、4日間で44,000人以上の業界関係者が来場しました。ピッチコンテストや商談会も行われます。
2026年は日本を含む9か国が国別パビリオンを出し、出展国・地域の数では日本が台湾に次ぐ上位に入りました(主催者発表)。2027年は、投資家・アクセラレーター向けの新しい出展区分「Ecosystem Partner」が設けられます。
出展する場合2019年以降に設立したICT関連のスタートアップは InnoVEX から出展できる。自治体などの共同ブースも選択肢
視察する場合台湾・アジアのスタートアップとの協業先探しに向く。ピッチの日程を確認して合わせる
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複数の会場をまたぐ、台北の「街ぐるみ」の展示会
COMPUTEX は1つの会場に収まらず、南港展覧館1館・2館(南港区)と、台北世界貿易センター(TWTC)・台北国際会議センター(TICC)(信義区)に分かれて開かれます。2つのエリアの間は主催者の無料シャトルバスで結ばれています。
2026年は TWTC 1館が7年ぶりに会場として復活し、AIロボット、体験型展示(TechXperience)、電子ペーパーのエリアが置かれました。会場の数が多いぶん、事前に回る順番を決めておくことが大切です。
出展する場合どの会場・エリアに割り当てられるかで来場者の層が変わる。ただし会場やブース位置は指定できない(主催者の募集要項)
視察する場合南港と信義区の移動に時間がかかる。1日ごとに会場を決めて回ると効率がよい
2027年の展示分野(主催者の募集要項):通信・ネットワーク/AIコンピューティング・サービス/システムインテグレーション/海外出展者エリア/部品・電源/ストレージ/半導体・ホスピタリティスイート/InnoVEX/ロボティクス/無人機(Unmanned Vehicle)/産業AI・ビジネスソリューション/コンシューマー・ゲーミング製品/電子ペーパー/データセンター・エネルギー基盤
※ 2026年は最終日のみ南港が15:30、TWTC が16:30に閉場しました。また2026年は最終日に一般の人も有料で入場できました。2027年の時間・一般入場の有無は、最新の情報を公式サイトでご確認ください。